自分の作品の比率と垂直水平錯視とChatGPTの話 


物凄く久しぶりの投稿です。

私の現在の平面作品の比率は「縦1:横1.11」です。

また、近年は1枚目の画像のように、4つの支持体を組み合わせて制作しています。

この比率は、2011年、大学3年生の頃から描き続けています。

それまでの私の作品は正方形が多かったのですが、理由として画面がニュートラルな性質になるので、それが描きやすかったからです。

ただ、描いていくうちにある疑問を感じました。

それは、「正方形のフォーマットは、どう見ても横幅が狭いと感じる」ことでした。

それにもう少し広がりを感じさせつつ、ニュートラルな性質も保ちたいと考え、上記の比率になりました。

ちなみに、当時大学での講評でもこのような内容を話したのですが、「君が感じる印象の話ね」というような感じで特に反応はありませんでした。

少し前にふと思い、ChatGPTに上記のことを質問してみたところ、「垂直水平錯視」という指摘をされました。

これは、デザイン業界では常識なようで、「垂直線と水平線を見たときに、垂直線の方が長く感じられてしまうという視覚的な錯覚」のことです。

2枚目の画像は、1:11のフォーマットを横長、縦長にして並べたのですが、これを見るとよく分かると思います。

ちなみに、私の姉はデザイン科出身なので聞いてみたところ、やはり正方形を配置する場合、微妙に横長に調整することがあるとのことてした。

ただし、具体的な数値の基準が決まっていないので、感覚で調整するみたいです。

案外、今まで答えが出ない問題をChatGPTに質問してみると、何かヒントがつかめるかもしれません。